現代で生きる、モレウ工房のアイヌ刺繍

モレウ工房のアイヌ刺繍は、伝統を学び、踏襲しつつ、暮らしの中で身につけやすく現代のファッションの中で生きるものを目指しています。

 

製作のご注文を頂くときには、その方がどんなことを大切にしているのか、何気なく伺うこともあります。数あるファッションアイテムや世界中のありとあらゆる刺繍の中で、その方が

「モレウ工房のアイヌ刺繍」

を選んでくださったのには何か理由があると思うからです。

 

ですから、よかったらぜひあなたのことを教えてください。

どんな色が好き、どんなものが好き、どんなイメージが好き。

お客様と一緒に考え、紡ぎだす文様は本当にその方だけのものになります。

 

いつもあなたを守る、世界にただ一つの刺繍をつくらせてください。

 

 



ニンカリ、耳に揺れる北国の物語

昔のアイヌの人々がいつも身に着けていたアクセサリーといえば、ニンカリ(耳飾り)。

耳たぶに穴をあけるときは「キサルプィオ」という儀式を行い、男性も女性も金属製の輪、もしくは赤い絹の布をつけて暮らしていたそうです。

北海道の博物館に行くと、美しい金属やガラス玉のニンカリの展示を見ることができます。

 

現代の日本でも、ピアスを付ける人が多くなり、最近ではアイヌ民族への関心とともに、おしゃれとしてニンカリを楽しみたい方が増えてきました。

モレウ工房では、昔の形をできる限り再現してつけやすい大きさのニンカリを製作しています。おしゃれなピアスとして、または秘密のお守りとして。

ニンカリを耳に飾ってみませんか。